メディカルスタディ協会は、医療福祉の経営について各種活動を通じて学習し、
その知識と経験を生かして医療福祉業界の発展に貢献をしていくことを目的とした
スタディーグループです。
メディカルスタディ協会の目的
医療福祉に対する最新の経営情報の取得
21世紀日本の医療福祉は、高齢化社会の進行に伴う医療福祉に対する需要の拡大と、増大し続ける医療費の抑制という2つの問題に取り組んで行かなければなりません。
この2つの問題は相反するものであり、その決定的な解決法は見つかっていません。 そのため厚生労働省は、各種医療・福祉の制度改革や法改正を常時行っています。
また医療関係者や、民間企業もそうした改革や法改正に対応した経営を行っていかなければなりません。そのために必要なのが医療福祉に対する最新情報の入手ということになります。メディカルスタディ協会では、こうした医療福祉会の動きをいつも注視しながら会員に最新の経営情報を提供していきます。
医療福祉の現場で実践できる具体的ノウハウの提供
医療福祉業界の現場では、限られた予算の中で、各種有資格者が協力しあって、医療や福祉のサービスを提供しています。
こうした現場のなかでは一定のルールに基づいて患者様や、利用者の人たちのニーズに答えたサービスを提供していることと思いますが、各現場独自の工夫というものもあります。そうした現場の「知恵」の中には他の医療機関や、福祉施設でも応用できるものがたくさんあります。メディカルスタディ協会ではこうした現場の「知恵」を集めて皆様に提供していきます。
医療福祉に関するマーケット情報とマーケット開拓情報の提供
メディカルスタディ協会の会員の多くは、医療福祉関係者、ないしはその周辺業界の人達です。
医療・福祉の業界は、金額的には大きなマーケットですが、参加している人の数の点で見るとじつは限られたマーケットになっています。
従いまして、医療マーケットに精通した各業界の人達が集結することにより医療福祉に関するマーケット情報をいち早く入手することができるようになります。また、これから医療マーケットを開拓していこうと考える方にとっては見本となる実例や、指導をしてくれる会員がたくさんいるので心強いことと思います。
医療福祉に対する外部セミナーの実施
メディカルスタディ協会は毎月1回の定例会において、勉強会を実施している他、年に数回医療福祉関係者を対象とした外部セミナーを開催しています。
テーマは、開業や増患、広告戦略等多岐にわたります。こうしたセミナーを通じ、医療福祉業界に私たちの存在や活動を広くアピールしていくとともに、参加会員の新たな医療マーケットの開拓にもつなげて行っています。
医療福祉関係者の、開業情報、不動産の購入情報、保険加入希望情報等の提供
医療福祉関係の会員が多数集まっているメディカルスタディ協会では、会員相互の情報交換を通じて、お互いに助け合い発展していっています。それは医療福祉業界に貢献するという同じ目的を持った会員同士がその情報を集結することによりひとつのシナジー効果を生み出しているということです。
会員個人に取ってはそれほど重要な情報でなかったとしてもそれが他の会員にとっては重要であったり、またいくつかの情報を集めることによりそれが思わぬ成功を生み出したりすることがあります。
メディカルスタディ協会ではこうした情報をより集積し活用していきたいと思っています。
医療福祉業界に携わる会員同士のネットワーク化と親睦
メディカルスタディ協会は、医療福祉会の発展のために会員同士が相互に協力しあって勉強会を実施し、またお互いに情報交換をして会員自身のビジネスにつなげています。
メディカルスタディ協会では、こうした会員を今後とも増やしていき、よりレベルの高い会の運営を目指します。また、メディカルスタディ協会では会員同士の親密さというものも重視しています。
毎月の勉強会の後にはお互いに心をうち解けて話ができる親睦の場をもうけていますし、夏には葉山でのバーベキュー、冬は温泉での忘年会を企画しています。
こうした勉強以外の活動を通じて、会員同士の結束を強くしているのです。
業界別メディカルスタディ協会に参加する目的とメリット
生命保険会社損害保険会社の皆様
メディカルスタディ協会に参加している会員の多くは医療や福祉のクライアントを持っています。そうしたクライアントは、ドクターが開業するので生命保険に入りたいとか、あるいは生命保険の見直しをしたいというニーズがたくさんあります。
一般的にドクターの場合、生命保険の加入金額が大きいということと、業種的に業績が安定しているので、一度契約すると解約になりにくいという特徴があります。
また損害保険についても病院や、ドクターの豪邸の火災保険ニーズ、高級外車の自動車保険、医療ミスに対する医師賠償責任保険や病気の時の所得補償保険など、いろいろなニーズがあります。こうしたドクターの保険のご紹介や、ドクターマーケットの開拓法、ドクターに対する効果的な保険のセールス方法の取得など会員になることのメリットは非常に大きいと思います。
税理士・公認会計士・弁護士・社会保険労務士・行政書士等専門職の皆様
医療界は医師、歯科医師をはじめとした各種専門有資格者が集まった集団です。 従いまして、医師・歯科医師等はなにか問題がおこった場合には専門的な知識を持った有資格者に解決をしてもらいたいと考えています。
ただ、医師にもそれぞれ専門があるように例えば税理士ならば、医療にくわしい税理士に相談したいと考えている先生が多いです。それでは、医療に強い税理士、会計士、弁護士等になるにはどうしたらいいのでしょう。 その答えは、ずばりメディカルスタディ協会に参加してください。
この会に参加することにより少しずつ医療福祉業界に明るくなっていき、また会員から紹介のあったクライアントの仕事を具体的に行っていくことで、実務能力を身につけることができるのです。そして気がつけば医療福祉に強い各種専門家になっていることでしょう。 メディカルスタディ協会に参加して、現在の資格に加えて新たな技術とマーケットを是非自分のものにしてください。
ハウスメーカー・設計事務所不動産会社の皆様
医療福祉業界は、大きなものから小さなものまで様々な不動産と建築のニーズがあります。医院や福祉施設の戸建て開業における用地探しと建物の建築、ビル診療所の賃貸物件探しと内装工事、医療モールや医療ビル、ドクターズレントハウスの企画設計施工テナント付け、ドクター個人の豪邸の設計施工管理等・・・です。
こうした各種仕事を受注し、成功させるためには情報の収集と専門家の協力が重要です。メディカルスタディ協会にはこうした情報がたくさんあり、また、各種専門家同士が協力して不動産の取得や建築等の企画を行うことにより多くのビジネスを成功させてきました。情報も専門家も数が増えるほどその力は大きなものとなっていくと思います。
メディカルスタディ協会に参加してともに学び情報を交換し、そして大きなビジネスの成功を実現しましょう。
医師・歯科医師・薬剤師等医療従事者の皆様
医療福祉会は、今後大変厳しくなることが予測されます。
それはひとつには増大する医療費を抑制していかなければ国の財政が破綻してしまうので、医療福祉にかかる費用を削減して行かなければならないという国の政策があるためです。またもうひとつは、昨今の開業ラッシュが引き起こす競争激化です。
すでに歯科の世界では競争に勝ち残れない先生方が医院を閉じています。また今後は内科を中心に診療所経営も難しくなっていくと思います。病院はすでに、2012年までに療養病床の23万床ものベッドを廃止しなければならず、その転換方法が大きな問題になっており、すでに100床未満の中小病院の多くが赤字経営となっています。
一方、介護保険法の施行にともない沢山の業者が参入したことにより各種福祉施設も入所者の確保が大変になっています。
これからの厳しい医療福祉の業界で生き残っていくためには医療従事者の皆様も、現場にいるだけでなく、積極的に外に出ていき、生き残るためのいろいろな情報や、知恵を身につけなければならない時代になったと思います。
そんな医療従事者の皆様がメディカルスタディ協会に参加されることは、きっと経営の役に立つ情報収集の場であり、また経営を助けてくれる各種専門家との出会いの場になることと思います。
経営コンサルタント、事務長等病院関係者の皆様
経営コンサルタント業の方、また病院事務長等の皆様、メディカルスタディ協会に参加してスキルアップをはかってください。
経営コンサルタントの皆様はそれぞれの得意とするコンサルタントの部分について専門性をお持ちのことと思います。現在医療福祉以外の業界でコンサルタントをしている方は、メディカルスタディ協会で一緒に勉強することによって現在の技能を医療福祉の業界で応用することができるかもしれません。というのは、医療福祉業界は、在庫管理や、物流管理、人事労務管理、QC活動や、CS向上などに高いニーズがあるからです。
また、現在医療福祉のコンサルタントを行っている方はメディカルスタディ協会に参加することによって会員のコンサルタントとの出会いによりさらにその幅が広がっていくと思います。
また病院事務長等の皆様は、資格を持たなくても仕事をしている会員コンサルタントと話をすることにより、コンサルタントへの転身、他病院への転職によるキャリアアップがはかれることと思います。
製薬会社・医療機器メーカー・調剤薬局等の皆様
製薬会社・医療機器メーカー・調剤薬局等の皆様は、ドクターの開業情報、分院計画、病院の増床計画や、医療機器の導入情報等を入手したいことと思います。こうした情報は各企業においても特定の担当者が一元管理していることが多く、そうした担当者の方にはコンサルタントとしての役割も求められている場合が多くなっています。
こうした担当者の方、あるいは将来的にそういう役割の仕事をしたい方、また独立系した調剤薬局の経営者の方、是非メディカルスタディ協会に参加してください。メディカルスタディ協会にはこういた情報がたくさんあります。
開業したいと考えているドクターがいるのだけれど、希望の開業物件が見つからない、逆に開業物件を持っているのだけれど開業してくれるドクターをさがしている、開業物件も開業するドクターも決まっているのだけれど、調剤薬局が決まっていないなど色々なケースがあります。こうした情報は数が増えれば増えるほど、また参加する会員が増えれば増えるほどビジネスにつながる可能性が高くなってきます。
リース会社・銀行・証券会社等金融機関の皆様
医療福祉業界はたくさんの資金ニーズがある業界です。
そして特に診療所の開業などは、きちんとした診療圏調査を行った物件を選択し、無理のない事業計画に基づいた設備投資を行ったものであれば失敗することはまずありません。そういう意味においては確実性の高い融資であるということができます。メディカルスタディ協会では、医療福祉に関わる各種専門家の会員が集まって勉強会と情報交換を行っています。こうした会に積極的に参加して医療福祉について勉強することにより、医療福祉事業の内容を理解し、融資の際の与信のポイントがわかるようになり、キャリアアップにつながります。
また、会員相互の情報交換により実際の資金ニーズのあるクライアントの紹介を受けたりすることもできます。融資金額が大きな案件で、1つの金融機関で対処できない場合には複数の会員の所属会社が協調して融資を行うということもあります。
また、証券会社の方は会員からドクター等、優良顧客の投資相談の紹介を受けることができるメリットがあります。
広告会社、広告代理店、ホームページ製作会社等広告関係の皆様
メディカルスタディ協会では、医療福祉に関わる各種専門家の会員が集まって勉強会と情報交換を行っています。そうした会員の中には医院の開業や経営を積極的に手伝っているコンサルタトが多数います。
医院や歯科医院の開業において必ず必要になってくるのが広告です。
医院における広告は、従業員の募集広告、看板の製作、開業の折り込みちらし、内覧会の開催、医院案内の製作、医院のロゴマークのデザイン、ホームページの製作等多岐にわたります。
医院や福祉施設の広告については広告規制の問題や、対象となる患者や利用者へのアピールの仕方などいろいろなノウハウが必要です。是非メディカルスタディ協会に参加してこの業界独特のノウハウを身につけてください。また、会員であるコンサルタントと一緒に開業の際の広告のお手伝いをお願いします。